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Polyphaser
(ポリフェーザー社:アメリカ)


「雷撃防護の基礎知識」
The "Grounding" for Lightning and EMP Protection

第21章:電柱と建屋上のタワー

木材やその他の不導体で作られているポールにアンテナが取り付けられていることがあります。(14章をご参照下さい)しかし雷撃防護の視点から見ると、こうした木の電柱は雷撃のエネルギーを逃すための導体を取り付けるための役割しかありません。指向性アンテナを用いているときには、ポールの頂上に避雷針を取り付け、セパレートタイプのプロテクターを介して接地システムに接続します。更に、このサージの通り道となる導体やアンテナケーブルなどの導体同士は、できるだけ離すようにして下さい。(16章「防犯カメラ」をご参照下さい)

ここで用いる導体は、少なくとも#1/0ゲージのものを用いて下さい。(銅の平板が理想的です)理想的にはサージを逃がす回路の全表面積は、ポールに張った同軸線の表面積の総計よりも上回っている事が求められます。

建屋の屋上にあるタワーも同様の導体を設置することが必要です。鉄筋のビルではタワーは鉄筋を通じて接地を行うことができます。木造の建屋ではマルチプルタイプの導体を用いて、接地システム全体のインダクタンスを下げると同時に、建屋内の電磁場の影響を避ける必要があります。マルチプルタイプ導体同士はそれぞれ異なった経路でタワー基部に引き下ろします。複数の経路を確保することができない場合には、インダクタンスによる相互誘導の影響を避けるため、導体同士を30cm以上離してとりつけて下さい。

雷撃に対する防護装置は、建屋の近くに設置して下さい。建屋に流入する前にサージ電流をアースに逃がさなくてはならないような状況も存在します。同軸線が屋根に埋め込まれる形で接地されている場合には、タワー基部に接続されているプロテクターが必要になります。更に建屋内部の機器にも、中心導体から漏れ出てシールド線を流れる電流をアースするためのプロテクターを追加することで、より良い接地を行なうことができます。

最後になりましたが、電話線と電力ラインの接地の重要性は、前章までに述べた他の機器に対する重要性と同様のものです。

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