インパルスは10kHz〜18GHzの広い帯域をカバーする、単方向性結合器ならびに双方向性結合器のラインナップを取り揃えています。製品ラインナップは狭帯域タイプから広帯域タイプまで様々で、6,10.16.20.30dBという幅広い結合係数をカバーしております。標準モデルはSMA,BNC,Nなどの各種汎用コネクタタイプがあります。

低周波タイプ(10kHz〜1GHz)のカプラは、フェライト素子などの集中素子(Lumped Element)によって構成されており、比較的広帯域のカプラに用いられています。
一方、高周波タイプ(0.5〜18GHz)のカプラは分散素子で構成されており、テフロン基板上に一体成型で構成されたストリップラインによってインピーダンスおよびカプリング素子を構成しており、比較的狭帯域のカプラに採用されています。
また、20MHz〜3GHzの中程度の周波数帯のカプラは、フェライトを用いた集中素子とストリップラインなどの分散素子を組み合わせた構造となっており、比較的広い帯域で用いられます。

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